2011年5月6日金曜日

「黒」からはじまる


「人力車アートキャラバンイオンモール直方の宿」初日の22日は、國盛さんが石炭を砕いて作ったクレヨンで、似顔を描くというワークショップ。




















筑豊と同じく炭鉱のある町、大牟田出身のアーティスト國盛麻衣佳さん、石炭の歴史を教えてくれました。


「二千五百年前の木の化石」って知ってましたか?

ボタ山のすぐそばで育ったのに、わたしはずっと石だと思っていました。
子供の頃、家のすぐそばにあったボタ山に、じいちゃんとボタ拾いに行っていました。その当時、うちのお風呂は薪と石炭で焼(く)べていました。

今も、筑豊の土地には、たくさんの石炭が眠っているそうです。









お絵かきだ〜いすき!な女の子。笑顔がキュート!!

 絵もキュート!!!



黒いクレヨンは、筑豊の庄内や大牟田の石炭から、赤いクレヨンは北海道の三笠の石炭から作ったそうです。色が違うのなんでだろ?成分とかが違うのかな?




 

ご夫婦でお子さんの似顔絵を描いてる方がいました。
すごい!力作です!





こ、これは!!(笑)

誰だかすぐわかりますね。




16時からは、写真家で書道家の四宮佑次さんの書道のパフォーマンスがありました。





 たくさんの種類の筆です。
 










真っ黒な墨の中に、虹色が浮かんでいます。

四宮さんの書と、ディーゴさんの音楽のコラボ。
近くで見ると迫力あります。




「楽」「喜」「夢」「氣」「絆」「生」「愛」「花」「燦」「元気」

楽という字の上の部分が、蝶みたいになってて、すきです。



四宮さんは今、けやき通りのトコポラアネックスで、 写と書「時の肖像」を開催されています。見に行きましたが、すごいです。

全部写真だと聞かされて、びっくりしました。
DMにも使われているドラム缶の錆の質感と立体感。この青がすごくきれい。

書は、紙を寝かせて、わざと黄色いしみを作っていたり、「無」っていう字が、どんっ、としていてかわいかったです。

この展示、またの名を「写と酒と書」だそうです。(笑)

つづく

(さくらぎ)

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