2011年3月31日木曜日

「写真展」原田千寿さん

keyで2.8〜3.13に開催された写真展レポートの続きです。
原田千寿さんの展示は2階の座敷で。




千寿さんご本人の紹介文より


飯塚といえば「柳原白蓮」が思い浮かび、自身の作品形態「他者に自分を重ね、自分を知る」という「シリーズ• リーズ」で、今回は白蓮と私とを重ねました。愛に生きた白蓮雛祭りも重なり嬉しいです。








古い文机の上の写真、白蓮の写真だと思われた方も多く(笑)ご本人です。前回に続き、また自分登場!




太くて力強い筆圧、千寿さんが、この展示をするにあたって、どんなふうに白蓮の中で自分を重ねていたか、その静けさや、深さが見えてくるようです。

引き出しの中で、くしゃくしゃにまるまった紙は、書き損じの恋文だそうです。


小道具もセンス良いです。
ばあちゃん家から借りてきたらしい高そうな骨董品。

お花も千寿さんが生けました。チューリップと床の間のすごいやつ(見えるかな?)特に習ってはないんだって。すごいな。






空間がきれいでした。一日のそれぞれの時間帯で、光が変わり、色が変わり、そこにいると何かの物語りの中に自分がいるようです。すっかり原田千寿ワールドに惹き込まれてしまいました。

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