2015年1月27日火曜日

「小説リレー(仮)」参加者募集のお知らせ

藝術書店「小説リレー(仮)参加者募集のお知らせ」


2月21日〜3月2日の土日月にkeyで開催される藝術書店で、みんなでお話をリレーして書いていって、藝術書店の期間中に完成させよう、という展示をやります。

最初のかたが書いたお話を読んで、次の方が続きを書きます。

約束ごととして、
①必ず前の人が書いたお話を読んでから書きはじめてください。
②お話は全部が前の人の続きでなくてかまいません。
前の人の書いたお話の中のどこか一カ所、言葉でもいいし、同じペットがいるとか、登場人物のひとりが同じとか、癖が同じとか、なんでもいいので次の人はそれを1個拾ってお話を書く、で、次の人はまた前の人のどこか一カ所を拾って書く。
ひとつ前の人と同じキーワードがひとつあればいいので、1番の人と3番の人の共通点はあってもなくても、どちらでもかまいません。

順番は特に決めなくて、書かれたものを読んで、次に書きたい人が名乗りを上げてもらって続きを書きます。

何回でも大丈夫だけど、同じタイミングで書きたい人が出た場合は、2回目以降の方は、初めて登場の方に譲ってください。



 リレー小説トップバッターの高木さんの小説です。
《絹子はいつも笑っていた。いや、いつも笑っていようとしていた。けれども、周りの人からは絹子が笑っているようには思われなかった。というか、絹子の周りには、絹子のことをちゃんとみてくれる人はいなかった。
絹子は田舎のデパートで清掃員をしていた。フロアとトイレの清掃が絹子の仕事だった。高校を卒業してすぐに清掃員として働き始め、今年で12年目になる。清掃会社に就職が決まった時、社長から「ただ、掃除をするだけではダメです。使う人が気持ちよく使えるように笑顔を大切にしなさい」と言われ、絹子はそれに従った。
絹子は、12年間の中でいくつものデパートで働いたが、去年から田舎のデパートに派遣された。田舎のデパートは都会のデパートよりも変わった人が沢山きた。絹子は、それら変わった人達と直接話したりすることは無かったが、掃除をしながら、変わった人達を見つけ、観察することが絹子の仕事中の楽しみであった。》
この小説を読んで「続きを書きます!」と手をあげられた原田さんが2番目の小説を書きました。そして3番目に水辺うなむさんが書きました。

参加されたい方は、サクラギまで!

フェイスブックしてないから見れない、という方にはメールで中継ぎしますので、ご遠慮なくどうぞ〜



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